21階建て、延床約28,200平方メートル、令和13年度完成目標――取手駅西口A街区で動く再開発計画の現在地です。JR常磐線と関東鉄道常総線が乗り入れる取手駅は、取手市の玄関口として長く市の顔であり続けてきました。2026年2月には都市計画決定が告示され、図書館を核とした複合公共施設を含むビル計画が進行しています。取手駅周辺で暮らす・住まいを選ぶという視点から、駅の構造、再開発の最新経緯、商業環境、そして今後の暮らしへの影響を、ハウスドゥ 取手戸頭店が公式情報をもとに整理してお伝えします。

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目次
  1. 取手駅はどんな駅か|2路線が乗り入れる県南の要衝
    1. JR常磐線と関東鉄道常総線が交わる乗換駅
    2. 駅ビル「アトレ取手」とJR・関鉄それぞれの改札
    3. 西口・東口で異なる街の表情
  2. 取手駅西口A街区地区の再開発事業|経緯と現在地
    1. 市街地再開発事業とは
    2. 10年以上にわたる検討の歩み
    3. 令和7年、事業協力者の交代という大きな転機
    4. フージャースコーポレーションが新たな事業協力者に
  3. 再開発ビルの施設計画とスケジュール【2026年時点】
    1. 21階建て・延床約28,200平方メートルの複合ビル
    2. 図書館を核とした複合公共施設「取手駅前Library」構想
    3. 今後のスケジュール|完成目標は令和13年度
  4. 取手駅北土地区画整理事業|すでに完了した基盤整備
    1. 施行面積約6.5ヘクタール、事業費約220億円
    2. 道路が拡幅され、歩行者デッキで駅と直結
    3. ウェルネスプラザなど公共施設もこの事業で誕生
  5. 取手駅周辺の商業環境と生活利便性
    1. 西口駅前の商業施設「リボンとりで」
    2. 国道6号沿い・桑原地区の大型商業施設計画
    3. 買い物・通院のしやすさは駅からの距離で変わる
  6. 取手駅周辺エリアの暮らしと住宅事情
    1. 始発列車が使える通勤・通学の利便性
    2. 区画整理済みエリアと昭和期開発エリアが混在
    3. 再開発は地価にどう影響するか
  7. 取手駅周辺で家を売る・住み替えるときに知っておきたいこと
    1. 取手駅前の利便性は資産価値の判断材料のひとつ
    2. 再開発エリア内・近接エリアの不動産は個別確認が重要
    3. ハウスドゥ 取手戸頭店にご相談ください
  8. 取手駅周辺の暮らしに関するよくある質問
    1. Q1. 取手駅西口の再開発はいつ完成しますか?
    2. Q2. 取手駅西口の再開発が一時停止していたというのは本当ですか?
    3. Q3. 取手駅西口の再開発ビルにはどんな施設ができますか?
    4. Q4. 取手駅北土地区画整理事業はもう終わっているのですか?
    5. Q5. 取手駅周辺と戸頭エリアは同じような住宅地ですか?
    6. Q6. 取手駅周辺のイオンモール計画とA街区再開発は同じ計画ですか?
    7. Q7. 取手駅周辺で不動産を売却する場合、どこに相談すればよいですか?
  9. まとめ|取手駅周辺は「基盤整備完了・再開発始動」のフェーズ

取手駅はどんな駅か|2路線が乗り入れる県南の要衝

JR常磐線と関東鉄道常総線が交わる乗換駅

取手駅は、JR常磐線と関東鉄道常総線が乗り入れる駅です。JR常磐線は上野東京ラインとして東京駅・上野駅方面へ直通し、取手駅は快速電車の始発駅にもなっているため、座って通勤・通学できる点が特徴です。関東鉄道常総線は取手駅を起点に守谷駅(つくばエクスプレス乗換)方面へ向かい、市内の西取手・寺原・新取手・ゆめみ野・稲戸井・戸頭の各駅を経由します。

駅ビル「アトレ取手」とJR・関鉄それぞれの改札

取手駅の駅舎は「アトレ取手」という駅ビルと一体化しており、JRと関東鉄道はそれぞれ独立した改札口・切符売場を持っています。買い物や飲食の利便性が駅構内で完結しやすいことも、取手駅周辺で暮らすうえでの実感しやすいメリットです。

西口・東口で異なる街の表情

取手駅は西口と東口で街の雰囲気が異なります。西口は取手市の中心市街地として長年にわたり基盤整備が進められてきたエリアで、後述する土地区画整理事業により道路網や駅前広場が刷新されました。東口は比較的落ち着いた住宅地が広がっています。住まい選びの際は、どちらの出口を日常的に使うかによって生活動線が変わる点を意識しておくとよいでしょう。

取手駅西口A街区地区の再開発事業|経緯と現在地

市街地再開発事業とは

市街地再開発事業とは、都市再開発法に基づき、すでに建築物が立ち並ぶ市街地をリニューアルする事業です。細分化された土地を共同利用し、高層ビルなどへ建て替えたり、道路や広場といった公共施設を整備したりします。取手駅西口A街区地区では、地権者による再開発準備組合がこの事業の実現に向けて検討を進めてきました。

10年以上にわたる検討の歩み

取手市公式サイトによると、A街区地区の検討は平成26年10月の地権者懇談会にさかのぼります。平成28年7月に地権者検討会が設立され、平成29年7月に再開発基本構想が策定、平成30年2月には株式会社大京と戸田建設株式会社が事業協力者に決定しました。令和元年6月には地権者で組織する再開発準備組合が設立されています。

令和7年、事業協力者の交代という大きな転機

計画は令和6年8月の事業計画見直しを経て、令和7年1月には都市計画案の縦覧まで進みました。ところがその後、建築工事コストの高騰を受け、株式会社大京から事業協力協定を解約したい旨の意向が示され、戸田建設株式会社もこれに合わせて解約する方針となりました。令和7年2月には施行予定区域の変更を理由に都市計画決定手続きの停止が決定され、同年5月26日付で大京が、7月31日付で戸田建設がそれぞれ協定を解約しています。

フージャースコーポレーションが新たな事業協力者に

事業が止まったままではありませんでした。令和7年8月6日、準備組合は株式会社フージャースコーポレーションを新たな事業協力者に選定し、同日中に事業協力協定を締結。同日、準備組合から取手市へ都市計画決定手続きを再度進めてほしいとの依頼が提出されました。その後、令和7年10月に説明会・公聴会が改めて開催され、令和8年2月9日の取手市都市計画審議会で都市計画案が全会一致で了承、令和8年2月27日に市街地再開発事業(取手駅西口A街区地区)の都市計画決定が告示されました。事業協力者の交代を挟みながらも、再開発は前進する形で現在地に至っています。

再開発ビルの施設計画とスケジュール【2026年時点】

21階建て・延床約28,200平方メートルの複合ビル

取手市公式サイトが公表する令和7年8月8日現在の施設計画(予定・今後変更の可能性あり)によると、再開発ビルは地上21階建て、延床面積は約28,200平方メートルです。非住宅棟は1階から5階(専有面積約5,000平方メートル)に店舗や公共公益機能が入り、住宅棟は2階から21階(専有面積約18,000平方メートル)に約250戸の住戸が計画されています。事業費の概算は約187億円とされています。

取手駅西口A街区再開発スケジュール早見表 ハウスドゥ 取手戸頭

図書館を核とした複合公共施設「取手駅前Library」構想

取手市はA街区再開発ビルの一部の床を活用し、図書館機能を核とした複合公共施設を整備する方針を決めています。既存の取手図書館の機能を移転(現図書館は廃止予定)し、より広々とした学習・閲覧スペースやカフェ併設など機能拡充を図る計画です。施設のキャッチコピーは「あなたの居場所、私の居場所、取手駅前Library」で、図書館機能に加え、カフェ・オープンテラス、イベント対応の窓口、音楽スタジオ・会議室、多目的ラウンジという5つの機能を複合させる構想が示されています。

今後のスケジュール|完成目標は令和13年度

取手市公式サイト(令和8年2月27日時点の公表情報)による事業スケジュールは、再開発組合設立(事業認可)が令和8年度、権利変換計画認可が令和9年度、工事着手が令和10年度、再開発ビル完成が令和13年度を目標としています。複合公共施設についても、令和8年度に内装基本設計、令和9年度に内装実施設計を行い、ビル工事の進捗に合わせて令和13年度中の開館を目指すとされています。いずれも「今後の検討等により変更となる場合がある」と市が明記している通り、確定情報ではなく計画段階であることには注意が必要です。

取手駅北土地区画整理事業|すでに完了した基盤整備

施行面積約6.5ヘクタール、事業費約220億円

A街区の再開発ビルは、取手市が施行してきた「取手駅北土地区画整理事業」による基盤整備の上に建設されるものです。この区画整理事業は施行面積約6.5ヘクタール、総事業費約220億円、事業期間は平成5年から令和10年3月までとして進められてきました。取手市公式サイト(令和8年5月29日更新)によると、進捗率は令和7年度末の事業費ベースで約99パーセントで、道路や宅地の整備工事そのものは令和7年度末で全て完了しています。

道路が拡幅され、歩行者デッキで駅と直結

区画整理により、幅員6メートル程度だった一方通行の道路が幅員18〜20メートルの相互通行可能な道路に生まれ変わり、歩道も整備されました。取手駅西口ペデストリアンデッキと都市計画道路を結ぶ歩行者デッキも整備され、整備後の交通量調査では歩行者の断面交通量が約54パーセント増加したとされています。自転車駐車場「サイクルステーションとりで(CST)」は歩行者デッキで駅と直結し、873台収容のハイブリッド駐輪場として2014年度グッドデザイン賞を受賞しました。

ウェルネスプラザなど公共施設もこの事業で誕生

区画整理で生まれたB街区には、保健センターや多目的ホール、キッズプレイルームなどを備えた複合施設「取手ウェルネスプラザ」が平成27年10月に開設され、年間20万人以上に利用されています。C街区には民間医療モールも建設され、駅前にふさわしい街並み景観が形成されました。基盤整備が一段落したことで、A街区の再開発事業に集中しやすい環境が整ったともいえます。

取手駅周辺の商業環境と生活利便性

西口駅前の商業施設「リボンとりで」

取手駅西口のデッキから徒歩約1分の場所には、商業施設「リボンとりで」があります。スーパーやダイソーなど複数の店舗が入居しており、駅を使う人にとって日常の買い物がしやすい立地です。駅ビル「アトレ取手」も含め、駅を中心に生活に必要な機能がまとまっているのが取手駅周辺の特徴です。

国道6号沿い・桑原地区の大型商業施設計画

取手駅周辺とは別に、国道6号と都市計画道路上新町環状線に囲まれた桑原周辺地区(約67.6ヘクタール)でも、土地区画整理事業とあわせた大型商業施設の整備が構想されています。イオンモール株式会社・イオンタウン株式会社のJVが事業協力者に選定され、専門店エリアと大規模ショッピングモールを整備する提案が示されていますが、2025年時点で建設資材の高騰や人手不足を背景に事業規模の見直しが表明されており、土地の買収も未了で開業時期は未定です。取手駅周辺の暮らしを考えるうえで、駅前の再開発とは別に、こうした市内の大型商業計画の動向も参考情報として押さえておくとよいでしょう。

買い物・通院のしやすさは駅からの距離で変わる

取手駅周辺は商業施設や医療モールが集積している一方、少し離れると住宅地が中心になります。日常の買い物や通院のしやすさを重視する場合は、駅からの徒歩・自転車での距離を具体的に確認しておくことをおすすめします。

取手駅周辺エリアの暮らしと住宅事情

始発列車が使える通勤・通学の利便性

取手駅はJR常磐線の快速電車の始発駅となっており、座って上野・東京方面へ通勤・通学できる点は、駅周辺に住むメリットとしてよく挙げられます。上野駅までは列車種別・時間帯により異なりますがおよそ40分程度が目安です。

区画整理済みエリアと昭和期開発エリアが混在

取手駅西口周辺は区画整理事業により道路網が刷新された比較的新しい街並みが広がる一方、駅から少し離れた戸頭・ゆめみ野・新取手といったエリアには、昭和期に大規模な団地・住宅地として開発された地域も広がっています。取手駅周辺で住まいを探す場合、区画整理された駅近エリアと、昭和期開発の落ち着いた住宅地とでは、価格帯や街の成熟度が異なる点を理解しておくと選びやすくなります。

再開発は地価にどう影響するか

再開発事業や複合公共施設の整備は、一般的に周辺エリアの利便性・魅力度を高める要因とされますが、事業自体が計画段階から着工・完成までに複数年を要すること、また事業協力者の交代のような変更が生じ得ることから、地価への影響を断定的に語ることはできません。取手市全体の公示地価の動向については、既存の一次情報を用いた「取手市の人口と地価の推移」の記事もあわせてご確認ください。

取手駅周辺で家を売る・住み替えるときに知っておきたいこと

取手駅前の利便性は資産価値の判断材料のひとつ

始発列車が使える利便性、駅ビルや商業施設の集積、そして今後見込まれる複合公共施設の整備は、いずれも取手駅周辺の資産価値を考えるうえでの材料になり得ます。ただし再開発は計画段階の情報も多く含むため、「いつ・何が確定しているか」を区別して捉えることが重要です。

再開発エリア内・近接エリアの不動産は個別確認が重要

取手駅西口A街区地区のように市街地再開発事業が動いているエリアでは、権利変換計画や工事スケジュールの進み方によって、対象となる不動産の扱いが個別に変わってきます。取手駅周辺で不動産の売却や住み替えを検討する場合は、区画整理事業や再開発事業の対象区域に該当するかどうかを含め、地域の事情に詳しい会社へ相談することが大切です。

ハウスドゥ 取手戸頭店にご相談ください

当社は自社買取専門店として、仲介・買取の双方でご相談を承っています。取手駅周辺・区画整理エリア・戸頭エリアなど、取手市内のエリアごとの事情を踏まえてご提案します。査定額の根拠は宅地建物取引業法第34条の2第2項に基づき明示しています。

取手駅周辺の暮らしに関するよくある質問

Q1. 取手駅西口の再開発はいつ完成しますか?

取手市公式サイト(令和8年2月27日時点の公表情報)によると、工事着手は令和10年度、再開発ビルの完成は令和13年度が目標とされています。ただし「今後の検討等により変更となる場合がある」と市が明記しており、確定した完成時期ではありません。

Q2. 取手駅西口の再開発が一時停止していたというのは本当ですか?

本当です。令和7年に事業協力者だった株式会社大京・戸田建設株式会社が事業協力協定を解約し、都市計画決定手続きが一時停止しました。その後、令和7年8月に株式会社フージャースコーポレーションが新たな事業協力者に選定され、都市計画決定手続きが再開、令和8年2月27日に都市計画決定が告示されています。

Q3. 取手駅西口の再開発ビルにはどんな施設ができますか?

地上21階建て、延床約28,200平方メートルの計画で、1〜5階に店舗や公共公益機能(図書館を核とした複合公共施設を含む)、2〜21階に約250戸の住戸が入る予定です(令和7年8月8日現在の計画・今後変更の可能性あり)。

Q4. 取手駅北土地区画整理事業はもう終わっているのですか?

道路や宅地の整備工事そのものは令和7年度末で全て完了しています。現在は清算金などの手続きが進められており、事業期間は令和10年3月までとされています。

Q5. 取手駅周辺と戸頭エリアは同じような住宅地ですか?

いいえ、異なります。取手駅周辺は区画整理事業により道路網が刷新された中心市街地エリアで、戸頭エリアはUR団地と戸建て住宅街が調和した、区画整理された住宅地です。詳しくは「取手市 戸頭エリアの住みやすさ」の記事もご参照ください。

Q6. 取手駅周辺のイオンモール計画とA街区再開発は同じ計画ですか?

別の計画です。イオンモール取手(仮称)は国道6号沿いの桑原地区の土地区画整理事業に関連する商業施設計画で、取手駅から離れた場所が対象です。取手駅西口A街区の再開発事業とは事業主体・区域が異なります。

Q7. 取手駅周辺で不動産を売却する場合、どこに相談すればよいですか?

再開発区域や区画整理事業の対象区域に該当するかどうかで事情が異なるため、地域に詳しい不動産会社への相談をおすすめします。ハウスドゥ 取手戸頭店では無料査定を承っています。

まとめ|取手駅周辺は「基盤整備完了・再開発始動」のフェーズ

取手駅周辺は、道路網や駅前広場を刷新した取手駅北土地区画整理事業がすでに完了し、その基盤の上でA街区地区の市街地再開発事業が2026年2月の都市計画決定を経ていよいよ動き出したフェーズにあります。事業協力者の交代という紆余曲折を経ながらも、図書館を核とした複合公共施設を含む21階建てビルの完成が令和13年度を目標に計画されています。始発列車が使える通勤利便性、駅前の商業集積、そして今後の複合公共施設整備は、取手駅周辺で暮らす・住まいを選ぶ・不動産を売却するといった判断のいずれにおいても参考になる材料です。ただし再開発は計画段階の情報を含むため、最新の進捗は取手市公式サイトでの確認をおすすめします。取手駅周辺での住まいのご相談は、ハウスドゥ 取手戸頭店にお気軽にお問い合わせください。

取手駅周辺での売却実績は売却査定実績とお客様の声でもご紹介していますので、あわせてご参照ください。

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取手市の交通アクセス全体については取手市の交通アクセス|常磐線・ことバス・道路網ガイド【2026】もあわせてご覧ください。

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