「利根町の実家、古くて解体しないと売れないのでは」「残置物が片付いていないから査定してもらいづらい」——そう思ってご相談を先延ばしにしていませんか。結論からお伝えすると、利根町の空き家は解体せず、残置物が残ったままの状態でも買取が可能です。このページでは、町の「空き家バンク」制度との違い、買取価格の目安、流れ、費用・税金までを、地域密着の不動産会社の立場から一次情報にもとづいて解説します。
利根町の空き家が増えている背景(人口・高齢化の一次データ)
利根町の空き家問題は、統計データにはっきり表れています。茨城県統計課「茨城県常住人口調査」によると、利根町の常住人口は15,051人(令和8年4月1日現在)。国勢調査ベースでは平成2年の20,511人をピークに減少が続き、令和2年時点で15,340人まで落ち込んでいます。
65歳以上が44.3%と県内でも高い水準
同調査(令和7年10月1日現在)では、利根町の年齢別人口割合は15歳未満5.8%・15〜64歳49.9%・65歳以上44.3%。町民のほぼ半数が高齢者という構成です。高齢の親御さんが施設に入る、あるいは相続が発生することで、住む人のいない実家が生まれやすい年齢構成になっています。
空家等対策計画(第2期)が策定された理由
利根町は「利根町空家等対策計画(第2期)」を策定し、空き家の適正管理と利活用の両面から対策を進めています(利根町公式ホームページで公開)。町自身が空き家の増加傾向を課題として認識し、計画的な対応に乗り出しているということです。
「空き家バンク」と「空き家買取」は何が違う?
利根町で空き家を手放す方法を調べると、まず「空き家・空き地バンク」が目に入ります。ただし、この制度と不動産会社への買取依頼は仕組みが大きく異なります。
町の空き家バンクは仲介ではなく登録紹介制度
利根町公式ホームページの「空き家・空き地バンクのご案内」には、「空き家等所有者には、契約交渉のすべてを、公益社団法人茨城県宅地建物取引業協会(宅建協会)の会員業者に仲介を依頼していただくことになります」「町では契約交渉の仲介を行っていません」と明記されています。つまり空き家バンクは物件情報を掲載する「登録・紹介の窓口」であり、実際の価格交渉・契約・引き渡しは、私たちのような宅建協会加盟の不動産会社が担う仕組みです。
空き家バンクに向くケース・買取に向くケース
空き家バンクは、時間をかけてでも移住希望者などとの縁を待てる、建物の状態が比較的良い物件に向いています。一方、古い・修繕が必要・残置物が多い・早く現金化したいという場合は、バンクで買い手を待つよりも、不動産会社による直接買取の方が現実的です。空き家バンクへの登録と買取の相談は同時に進めても構いません。

利根町で空き家買取が向いている3つの理由
1.遠方に住んでいて管理・売却活動が難しい
相続した実家が利根町にあるが、ご自身は県外・遠方にお住まいというケースは珍しくありません。内覧対応や近隣への挨拶、境界確認などの売却活動に何度も現地へ足を運ぶのは大きな負担です。買取なら、現地確認から契約までの回数を最小限に抑えられます。
2.老朽化・修繕が必要でそのままでは売りにくい
雨漏り・シロアリ被害・傾きなど、仲介では買主から敬遠されやすい状態の建物でも、買取であれば現況のまま価格を提示できます。リフォームや解体の費用と時間を先にかける必要がありません。
3.早く現金化したい・相続手続きと並行して進めたい
相続税の申告期限(相続開始を知った日の翌日から10か月以内)や、遺産分割協議と並行して不動産を現金化したい場合、買主を探す仲介より、契約から引き渡しまでの期間を見通しやすい買取が適しています。
「解体してから売る」はかえって損になりやすい
利根町では住宅の解体費用に対する補助制度がありません(詳しくは利根町に空き家の解体補助金はある?助成金2つと確認事項で解説)。加えて、建物を取り壊すと固定資産税の住宅用地特例(200平方メートル以下の部分が課税標準6分の1)が外れ、更地の間は空き家バンクの助成金対象からも外れます。古家付きのまま査定を受け、買取や空き家バンクを含めて売り方を検討してから、必要であれば解体を考えるのが利根町では合理的な順番です。
買取価格の目安と査定の考え方
買取価格は仲介の相場の何割くらいか
一般に不動産の買取価格は、仲介で売却できる想定価格の7〜8割程度が目安とされます(物件の状態・立地・再販のしやすさにより変動します)。仲介より価格は下がりますが、仲介手数料がかからず、内覧対応や広告期間も不要という条件面のメリットがあります。
利根町の土地・戸建て相場の考え方(目安)
利根町は取手市に隣接し、JR取手駅からバス便でアクセスするエリアが中心です。相場は駅からの距離・接道状況・農地転用の可否などで大きく変わるため、正確な金額は現地査定が前提になりますが、目安としては近隣の取手市郊外エリアと同水準か、やや抑えめの水準で推移する傾向があります。利根町で不動産査定|高く売る秘訣と地域密着店の選び方もあわせてご確認ください。
残置物・境界未確定でも査定は可能
家財道具が残ったまま、境界標が見当たらない、といった状態でも机上査定・訪問査定は可能です。買取の場合は残置物の処分費用を含めて価格を提示できるため、「片付けてから相談しよう」と先延ばしにする必要はありません。
空き家買取の流れ
①相談・現地確認
電話・LINE・フォームからご連絡いただき、物件の概要(所在地・築年数・現況)をうかがいます。その後、現地で建物と土地の状態を確認します。
②査定・買取価格のご提示
現地確認の内容をもとに買取価格を提示します。残置物の処分費用・解体の要否も含めた総額でご案内するため、後から追加費用が発生しにくいのが買取の特徴です。
③契約
価格・引き渡し時期にご納得いただければ売買契約を締結します。買主は当社(宅建業者)のため、個人間売買のような契約不備のリスクが低い点も安心材料です。
④引き渡し・入金
残置物はそのままで構いません。引き渡しと同時に代金をお支払いします。

必要書類の目安
登記済権利証(または登記識別情報)・固定資産税納税通知書・本人確認書類・(相続の場合は)戸籍一式や遺産分割協議書などが一般的に必要です。書類が見当たらない場合もご相談ください。
期間の目安
相談から契約・引き渡しまで、最短で数週間〜1か月程度が目安です(相続登記が未了の場合は、先に相続登記の手続きが必要になります)。
空き家バンク登録との併用は可能か
空き家バンクへの登録には、床面積50平方メートル以上・建築基準法の建築確認を受けていることなどの要件があります(利根町公式ホームページ「空き家バンク助成金のご案内」より)。要件を満たさない、あるいは早期の現金化を優先したい場合は、バンク登録を待たずに直接の買取相談をおすすめします。バンク経由でも契約は宅建協会加盟業者を通すことになるため、最初から不動産会社に相談する流れと大きな違いはありません。
費用と税金
仲介手数料がかからない
買取は不動産会社が直接の買主となるため、仲介手数料はかかりません。仲介の場合の速算式(400万円超の部分)は「売却価格×3%+6万円(+消費税)」ですが、買取ではこの費用が発生しません。
相続した空き家の3,000万円特別控除
相続によって取得した空き家(昭和56年5月31日以前建築など一定の要件を満たすもの)を売却した場合、譲渡所得から最大3,000万円を控除できる特例があります(国税庁No.3306)。要件・期限(相続開始から3年を経過する日の属する年の12月31日まで等)があるため、該当するかどうかは事前にご確認ください。
譲渡所得税・住民税の考え方
不動産の売却益(譲渡所得)には、所有期間5年超で約20.315%(所得税15.315%+住民税5%)、5年以下で約39.63%の税率がかかります。上記の特別控除や取得費加算の特例が使えるかどうかで納税額は大きく変わるため、税務署や税理士への確認をおすすめします。
理由別に見る利根町の空き家買取
相続した空き家をどうするか迷っている
相続登記が未了の場合はまず登記を済ませる必要があります(2024年4月からの相続登記義務化)。並行して査定を受け、3,000万円特別控除の要件確認を進めるのが効率的です。
遠方に住んでいて管理できない
空き家を放置すると、特定空家等に指定された場合に固定資産税の住宅用地特例が解除され、税負担が増える可能性があります。管理が難しいと感じた時点でのご相談をおすすめします。
訳あり物件(事故物件・再建築不可等)でも買取可能か
告知事項のある物件、接道義務を満たさず再建築ができない土地なども、買取であれば個別に検討できる場合があります。まずは現況をありのままお聞かせください。
利根町のエリアについて
利根町総合計画では、町内を文地区・布川地区・文間地区・東文間地区の4地区に区分しています。布川地区は町役場周辺、文間地区・東文間地区は利根川沿いの水田地帯を含むエリアです。エリアによって土地の用途や接道状況が異なるため、査定の際はどの地区にあるかも合わせてお伝えください。
ハウスドゥ 取手戸頭店が利根町の空き家買取に強い理由
ハウスドゥ 取手戸頭店は、隣接する取手市を本拠地とする地域密着の不動産会社です。利根町は本拠地から近く、現地確認や引き渡しの調整をスピーディーに進められます。買取(自社での直接買取)を専門に扱っているため、残置物付き・老朽化した空き家でも、解体を待たずにそのままの状態で査定・買取のご提案が可能です。空き家バンクの制度についても地域の不動産会社としてご案内できます。
利根町の暮らしや人口・地価の動向は利根町の人口と地価の推移、これまでの取引実績は売却査定実績とお客様の声もあわせてご覧ください。エリア全体の情報は利根町エリアページにまとめています。
よくある質問(利根町の空き家買取)
Q1.残置物や家財道具が残っていても買取してもらえますか?
A.はい、可能です。処分費用を含めた金額で買取価格をご提示します。
Q2.解体してから売った方が高く売れますか?
A.利根町には住宅の解体補助制度が無く、更地にすると固定資産税の住宅用地特例も外れるため、多くの場合は古家付きのまま査定を受ける方が有利です。
Q3.空き家バンクに登録済みですが、買取の相談もできますか?
A.可能です。バンク経由の契約も宅建協会加盟業者を通す仕組みのため、直接ご相談いただいても手続きに大きな違いはありません。
Q4.相続登記が済んでいなくても相談できますか?
A.ご相談は可能です。ただし売買契約には相続登記の完了が必要になるため、並行して手続きを進めていただく場合があります。
Q5.査定に費用はかかりますか?
A.机上査定・訪問査定とも無料です。
Q6.遠方に住んでいて現地に行けませんが対応できますか?
A.写真や資料でのやり取り、代理人の方とのご契約にも対応可能です。まずはお電話・LINEでご相談ください。
まとめ
利根町の空き家は、解体せず・残置物が残ったままでも買取の対象になります。町の空き家バンクは登録紹介の制度であり、実際の契約は宅建協会加盟の不動産会社が担う仕組みです。「片付いていないから」「古いから」とご相談を先延ばしにせず、まずは現況のままの無料査定をご利用ください。
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